2012年12月31日月曜日

ストップロスとストップロス狩り

ストップロス(損切り)
1ドル92円の時にドルを買って、思惑とは逆に円高の方向に進んでしまうことはままあります。
そのままの状態にしておきますと、ズルズルと損が拡大する可能性があります。
そのため、どこかで「損切り」をする必要があります。

多くの方の傾向として、節目を損切りポイントとすることが多いようです。
この場合は、90円とかその下の89.90円とかですね。

この損切りのポイントを「ストップロス」と言います。


ストップロス狩り
そういった節目にある「ストップロス」をうまく利用して儲けようとするのが、ストップロス狩りです。

90円に落ちそうな時、大量の売りを浴びせて、わざとストップロスを誘発させるのです。
これがうまくいくと、売りが売りを呼び、さらに値を下げることになります。

ヘッジファンドが行っていると言われているFXの儲け方です。

そこで、一般のFX投資家は、そのようなヘッジファンドの「ストップロス狩り」にうまく乗っかると利が得られやすいというわけです。


ストップロスに順張り
ある節目を超えるとグングンと値が伸びることがあります。
これはストップロスを巻き込んで、売りが売りを呼び、さらにロスカットなどの売りにつながり、思った以上に進んでしまうのです。

これを見込んで、仕込んでおくことを、「ストップロスに順張り」すると言います。

売りだけでなく、買いの場合もあるので、十分に注意が必要であるとともに、うまく利用できればガッポリと利が乗ることになります。

ただし、必ずしもストップロス狩りが起こるわけではありません。

上の例ですと、90円を切ってすぐに反転して91円に向かうこともあります。
ストップロス狩り見込んで、89.90で売りに入り、反転してしまった時は、急いで損切りする必要があります。


参照 一部のネット界隈で囁かれている「ストップ狩り」とはどういうことか?